親や親族以外に、こんなにも子どもに寄り添ってくれ、愛してくれる大人がいる
第一期生保護者 N さん
上の子がはらぺこに入るタイミングで、ちょうどぺこちゃんが開所することになり、下の子もぺこちゃんに入ることになりました。
親や親族以外に、こんなにも子どもに寄り添ってくれ、愛してくれる大人がいること。それを毎日感じられること。山や空、植物や生き物などの大自然を自分のペースで感じられること。きょうだいのように毎日一緒に過ごすぺこちゃんの仲間がいること。大きすぎる愛情で接してくれるはらぺこのおにいさんおねえさんたちがいること。はらぺこで作った野菜を使った美味しすぎる給食が毎日食べられること。
親同士も心地よい関係で、自分の子ども以外に愛しい子どもたちがいること。そしてぺこちゃんを巣立った子どもたちは、いまはらぺこでおにいさんおねえさんになって、より深い関係性を紡いでいっているように見えます。
こんなに豊かで幸せな気持ちをぺこちゃんで経験できて、本当に感謝があふれます。ありがとうございます。
母親である私自身が、ぺこちゃんからたくさんの大切なものを受け取った気がします
第一期生保護者 F さん
お迎えへ行くと、あふれんばかりの笑顔を浮かべ両手を広げて駆け寄ってきてくれる子どもたちの愛おしさ。朝おはようを言う時いつも職員の後ろへ隠れていた子が、いつのまにか手を握ってくれるようになり、「(呼び捨ての名前)って呼んでいいよ」と言ってくれる嬉しさ。園舎入り口前の地面に蟻を見つけた誰かの呼びかけで、頭を突き合わせてまあるくしゃがみこむ背中たちの、ちいさいこと。そのかわいらしさ。おもちゃを奪って奪われ、泣いて追いかける子、逃げる子を大人たちが柔らかな眼差しで見守る安心感。
母親である私自身が、ぺこちゃんからたくさんの大切なものを受け取った気がします。それはきっと、ぺこちゃんを巣立ち、はらぺこを卒園した後も、私と子どもを守ってくれると信じています。
みんながこんな風に子育て出来たら、世の中には幸せな子どもとお母さんお父さんがもっともっと増えるのだろうなあ
第一期生保護者 K さん
「こんなに小さな頃から、誰かに我が子を預けてもいいのかな。この子も私も、大丈夫なのかな。」
三月でようやく一歳になったばかりの可愛い盛りの次女を、ぺこちゃんに入園させた時は、そんな気持ちがどうしても拭い去れず、自問自答の毎日でした。
結果として、「ぺこちゃんに預けて良かった!」 今は心からそう思っています。こんなにも幼い頃から、人はちゃんと他者と関係を築いてゆけるのだということを、目の前の小さな人たちが教えてくれました。
家庭的保育事業という、4、5人程度の子どもに2人の先生という少人数制が、本当の家庭のようで絶妙な規模感でした。一昔前の、隣近所や親戚同士の子供達を互いに預かり合い見守り合いながら、みんなで一緒に子どもを育ててゆくような雰囲気です。それはきっと人数だけの問題ではなく、その場の雰囲気を作っている、ぺこちゃんの先生たちのやさしいまなざし、家庭のような温もりのあるお部屋、豊かな自然がすぐ目の前に広がる環境があるからこそなのだと思います。そこには、更にはらぺこの2〜5歳のお兄さんお姉さんたち、はらぺこの先生たち、保護者たちが加わり、豊かな年齢層の人々が、みんなでぺこちゃんの子どもたちの成長を喜び合いながら見守っていました。
まだ一歳前後の小さな子でも、お散歩に行って野の花や草を摘んでみたり、小さなどんぐりを拾ったり、たらいに溜められた水にいつまでも手を浸して遊んでいたり、土山に座って土の感触を思う存分味わったり。そんなことを、思い切りさせてもらえるのも、ぺこちゃんの魅力の一つでした。
何より、こんなに可愛い盛りの小さな子どもの成長を、我が子だけでなく、他の子の分まで見守ることができる幸せ。食べ始め、歩き始め、話し始め…沢山の「はじめて」の瑞々しい姿を、他の子どもたちの分まで何度も味わわせてもらえること。よその子を、我が子のように愛おしく感じ、目を細めてその成長を喜び、抱きしめたくなるような気持ち。それは、この家庭のようなぺこちゃんならではの雰囲気と、人と人との距離感だからこそ自ずと生まれ来る感情なのだと思います。みんながこんな風に子育て出来たら、世の中には幸せな子どもとお母さんお父さんが、もっともっと増えるのだろうなあ。
はらぺこもりのぺこちゃんは、そんな場所です。
こんなに小さいからこそ、その毎日の幸せの積み重ねが、我が子を満たしてくれていると感じます
第三期生保護者 M さん
第二子が一歳になった時、ぺこちゃんに入園しました。歩き出す直前で、とにかく可愛い我が子を預けることに少し寂しさを感じていたけれど、半年経った今は安心感の方が強いです。
こんなに小さいのに、思いっきり泥遊びを楽しんだり、暑い日も寒い日も季節を感じるお散歩に出たり。少人数のぺこちゃんの仲間との時間も、はらぺこのたくさんのお兄さんお姉さんたち、大人たちと混じりあって、気にかけてもらえる時間も、どちらもとっても幸せそう。こんなに小さいからこそ、その毎日の幸せの積み重ねが、我が子を満たしてくれていると感じます。
自分1人の子育てでは絶対できないことを日々経験させてもらっていて、感謝でいっぱいです。
みんなで一緒に育っていく感じがとても有り難く、『あぁ、生きているなぁ』と実感することが多いです
第三期生保護者 K さん
当時、妊娠中のとき、仕事の関係上1歳でこどもを預けなくてはならず、探していたところ、家庭的保育事業をインターネットの情報で知り、入園説明会に参加させてもらいました。まずそこで出会った方が、とても親切に対応してくださり、スタッフの方かと思いきや保護者の方ということにとても感動しビックリしたのをいまでも覚えています。そんな素敵な保護者の方がいる園に是非通いたい、と思ったのもきっかけのひとつです。
園長先生からのお話の中で、さまざまな性別、年齢、性格、個性をもったこども達がおなじ環境の中で多様性を受け入れながら、ひとりひとりを尊重する関わりを大切にしている、とおっしゃっていて、とても印象的でした。
入園説明会の後も、妊娠中でしたが園開放に何回か参加させていただくことができ、実際にこどもたちがどんなことをして過ごしているのか、スタッフの方がどう関わってくださっているのかを肌で感じることが出来て、安心して出産に臨むことが出来ました。出産後も、1歳に満たない頃から、園開放に親子で参加させていただくことが出来て、そのおかげもあって、場所見知り・人見知りの娘も、安心してぺこちゃんに入園することができました。スタッフのみなさん、保護者のみなさん、こどもたちが受け入れてくださる環境を用意してくださったことは、初めての出産・育児で不安だらけだった自分にとって本当に有り難く心の拠り所になっていました。
入園してからも、食事のことや、日々の細々したことにいつも丁寧に親切に対応してくださるスタッフの方のおかげで、仕事に安心して通うことが出来ています。元々、自分自身が大人数があまり得意では無いので、少人数制というところもとても魅力に感じています。
こどもたちも仲間意識が芽生え、幼いながらも同じものをみたり体感したりしながら感情を共有している様子を教えてもらい、とても嬉しく思います。スタッフの方が、毎日の連絡帳に、分かりやすくとてもイメージしやすい文章で日々のことを書いてくださるのですが、イメージしやすいのは、きっとスタッフの方々、こどもたち、保護者の方々との繋がりや信頼関係がある環境だからだと思っています。わたしも、保護者として本当に微力ながら、はらぺこ会(保護者会)などに参加させてもらい、より、日々こどもたちがどのように過ごしているのかが分かるように思います。また、保護者の方々との関わりのおかげで、育児がさらに楽しく思えるようになりました。みんなで一緒に育っていく感じがとても有り難く、『あぁ、生きているなぁ』と実感することが多いです。
はらぺこ、ぺこちゃんとの出会いは、自分にとって、家族にとって、こどもにとって、きっと一生の財産になるんだろうなと思います。
ぺこちゃんに関わってくれる人たちが娘をかわいがってくれるので、娘は人はみんな優しいもの・寄って行っていいものと認識しているのではないかと思っています
第四期生保護者 Y さん
娘は0歳8か月からぺこちゃんにお仲間入りさせてもらって、もうすぐ4か月が経とうとしています。元々の性格もあるのかもしれませんが、ぺこちゃんにいることでこうなったのかなと感じていることが2つあります。
1つ目はぺこちゃんで色々な経験をさせてもらえる機会が多いからか、家でも何にも動じずにチャレンジします。脚立に上ったり、階段で1、2階を上り下りしたり、公園の石や溝を全力ハイハイで通過したり。怖いものって無いのかな?と親の方が見ていて不思議です。
2つ目は職員・保護者・園のお姉さんお兄さんが積極的に関わってきてくれるからか、お店に行っても職場に連れて行っても誰にでも寄っていくことが多いです。人が好きみたいですね。
0歳児なんて室内でハイハイしているだけだからどこの園に行ってもそこまで変わらないんじゃないのかな?と入園する前は思っていました。でも雪が降ればそり滑りをしたり、お馬さんを触ったり、水の中をハイハイしたり、泥の中で思い切り動き回ったり。経験が全て学びになるこの時期に五感をフルに使って経験を積んでいるのだなと感じます。色んな経験を子供にして欲しいと思っている親は多いと思いますが、ここはまさにそれができる場所ではないでしょうか。
そしてぺこちゃんに関わってくれる人たちが娘をかわいがってくれるので、娘は人はみんな優しいもの・寄って行っていいものと認識しているのではないかと思っています。逆にぺこちゃん以外の場所でも躊躇無く人に突進していくので寄られた子供が泣いてしまったりすることもあるのは少し困りますが、もし私が思っているみたいに娘が人は優しいもの・寄って行っていいものと思えて日々を送れているならそれほど幸せな事はないのではないかと思っています。